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20210824 転職活動総括① 準備編 [仕事の話]

このたび内定を受諾いたしましたので、もろもろ入社準備に追われていますが、
一方でこの振り返りをしないわけには行かないので、少なくともざっくり、できればじっくり、振り返ります。

教育から経理への方針転換の話もありますが、正直過去の日記ですでに書いてたりするので、
一旦経理としての転職に絞り、さらに①準備編 ②実動編 ③意思決定編 と三部編成で行きます。
タイトルに日付を入れてるのに1日で一気に書ききれなさそうなのと、記事を分けておくと後日追記とかもしやすそうなので分けます。

書類応募まで・面接対策の話・オファー面談あたりから最後まで という感じで①~③を対応させつつ

1.どういう動きをしたのか
2.全体方針として少し抽象的なレベルでは何を考えていたか

という段落編成で書いていこうかと。統一感あった方がいいですよね。

1.準備段階でやったこと
①エージェントとの面接(再打合わせ~職務経歴書の出し直し~求人選定)

・エージェントとの再打合わせ
教育業界の転職活動に見切りをつけて、2週間の冷却期間を置いての活動再開です。
経理としてのキャリアで何を追求していくのか、求人条件をどのようにするのか詰めていきました。
久々のやり取りなこともあり、zoomで顔を突き合わせてのmtgをお願いしています。
エージェントはリクルート・エン・dodaの大手3社。教育系案件の時にコンタクトを取ったエージェントにそのまま対応してもらってます。教育系の案件が飛ばず鳴かずでしたが、経理系の案件は各社とも意欲的な姿勢をヒアリングの時点で見せていただきました。

・職務経歴書の出し直し
教育系への応募段階でかなりしっかりした職務経歴書は作っていましたが、改めて内容を見直しました。前職の業務内容を見直し、自分の強みと言えそうなエピソードを追加、一方で教育系の案件に応募する際に書いていたアルバイトなどの経歴は削除して、全体を2ページで収まるように調整しています。

当初想定から最も大きな変更を迫られたのは、職務経歴書の複数パターン作成です。

元々は各社に個別対応した職務経歴書を作るつもりでしたが、
・後述する通り応募企業が30~40社に上り、物理的にそんな時間が確保できない
・求人情報を見るだけでは情報不足で、各社に特化して刺さるような職務経歴書にできない
・業務内容/募集ポジション/募集背景などにおいて似通った求人が多数ある

という状況下で、エージェントの提案もあって、各社個別に30種類の職務経歴書を作るのではなく、
求人内容をいくつかのパターンに分類し、そのパターンに応じた職務経歴書を4,5種類作る

という妥協案に行きつきました。現実的な対応としては悪くなかったと評価しています。

・求人選定

各エージェントから50社程度の求人が紹介されましたが、エージェント間で被っている案件が出てくることも想定されたため、重複応募しないよう複数のエージェントの情報を自分の手元で一元化して管理する必要がありました。

なので、応募先整理シートというものを作ってます。(スプレッドシートです)
横軸の項目名だけざっと並べておくと、
社名・媒体・志望度・選考段階・次回日時・下限年収・残業時間・フレックス・リモート・服装・ポジションタイプ・その他・会社HP

といった感じです。130程度の求人情報をすべて閲覧しつつ、シートにちまちま入力していきました。結構泥臭い作業でしたが、これをやっておくことで、志望先の平均残業時間なんかも推定できます。
また、「選考段階」「志望度」「次回日次」なんかは都度動きがあるたびに更新していきます。
なので動的なリストです。

特徴的な項目をいくつかピックアップすると、
「志望度」は昇順の5段階で、最初から応募しないと決めたものだけ0を入力してます。
「ポジションタイプ」は求人の内容を自分の判断でパターン分けしたものです。
今回だと「決算担当者」「管理職候補」「管理会計」みたいな感じです。前述の職務経歴書のパターンは、これに対応させて、アピールする再現性や実績として取り上げるエピソードをちょっとずつ変えています。

エージェントからは書類通過率は15~20%だと口を揃えて言われ、大体5分の1が残るように30社程度を応募の目安としました。
結果として、「志望度」で5段階の4以上(悪くないけど微妙だと思った求人)を対象とすると丁度良さそうな数になったので、それで応募しました。

各社エージェントとの打ち合わせから書類応募を一斉にかけるまで、大体1週間でやってます。


②スカウト対応(サイトの登録~カジュアル面談の設定)

・サイトの登録

ビズリーチ・キャリトレ・Greenなど、転職サイト系の登録内容をすべて見直し&修正しています。
教育系の案件向けに書いていた内容や、記載が漏れていた情報の穴埋めなどですね。
ここをきちんと整備したことが、スカウトの増加と内定に繋がっていますが、
修正タイミング直後に自分が検索上位に上りやすくなる感じもしており、この作業はタイミングが重要な気がしています。
「いつでもスカウトを受け取れるぞ」というタイミングで作業をして、正解だったかなと思います。

・カジュアル面談

返信しても良いと思えるスカウトに対しては、まず必ずカジュアル面談をセッティングする事にしていました。

結果的にカジュアル面談が一次面接を兼ねているケースが何度もあったし、自分としてもカジュアル面談を「0次面接」と位置付けていましたので、ここの詳細は来週話します。
初動のスカウト対応も大体1週間でやってますが、エージェント経由の一斉応募後にちょくちょく対応が入ったりもしてます。


2.準備段階で考えていたこと

①大量の情報をいかに捌くか

閲覧求人約130、応募企業約30~40の特徴・状況をいかに整理するか、という事が比較的早い段階から見えていた課題でした。

比較ができるように情報を整理して、いつでも参照可能なようにしておくために、前職でもよくやっていたリスト管理を導入しました。前職だと請求情報の管理や給与計算マスタの管理など、様々な業務改善(特に情報管理ですね)においてスプレッドシートでのリスト管理を導入していたので、基本的にこれのアイデアをそのまま拝借してきた対応です。

また求人情報は、年収や残業時間などの量的な情報と、「この会社はイケイケな/保守的な雰囲気だ」みたいな質的な情報に分かれます。
質的な情報はテキストで長文になりがちで、リストで管理しようとすると難しいです。
(スプレッドシートの1セルが分厚くなりすぎて他の列とのバランスが最悪とか、具体的な要素を含みます)
そういう面談の感想や口コミサイト・会社HPを見たときの所感については、別にテキスト情報専用のシートを作って記入してます。そういう所感は後で見返すというより、作ってる最中に自分の思考を整理するのが目的なので、とりあえず書けるだけでも良かったです。


②情報をオープンにする

早くから意識していたのが、「すべてのエージェントに常にすべての情報をオープンに共有し、競争を加速させる=取り合ってもらう」という事です。
最終的にはエージェント経由ではない直接応募先もいましたので、「すべての応募先にオープンに共有」しましたが、とにかく最新の情報や意思決定を随時共有することを意識しています。

基本的には応募先整理シートをExcelで落として、大体数日ごと、まとまった動きがあるたびにエージェントに送ってます。(新規応募をしなくなってからは、リストは送らなくなって、口頭ベースで伝える感じになってましたが、それでも基本的に共有すべき情報をすべてオープンにしてます)

本当はスプレッドシートの閲覧権限を与えるのが早いんですが、それは先方のルール上できないとのことで、ある時点の最新Excelを定期的に送る形で選考や検討の状況、他社やスカウトでどういう会社に応募しているかをすべて共有していきました。
シートには「志望度」なんかも入ってますから、どういう会社が気に入っているのか、本音で筒抜けになります。
エージェントとはこの応募先整理シートを打ち合わせの直前に送って、お互いにそれを見ながら電話で打ち合わせしたりしました。ちゃんとやってるのは各エージェント1回ずつかもしれませんが、選考がある程度動いてきそうなタイミングでこの質の高い打ち合わせを各社ほぼ同タイミングでやったことは温度感を共有し、足並みを揃える上で非常に効果的でした。

一応、エージェントからは「助かる」「良い仕事してる」みたいなポジティブな評価を頂いており、(お世辞だったら残念ですが←)自分の体感としてはうまくいった施策だったかなと思っています。


以上。ここまでの段階では「年収」「キャリア」を最優先の軸として求人を選定し、応募を進めてます。カジュアル面談と一斉応募を合わせて約40社程度の応募をした後、どうなったのかというところから次の記事で。


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