SSブログ

20211119 ミスとかインシデントに対する心境の変化 [仕事の話]


こんにちは、仕事に専念するようになると、専ら月1更新になりがちです

仕事は書けることはあんまりない(年度決算にまつわる諸問題に追われ続けている)のですが、

今の職場では毎日のように何らかのミスが発覚するという事が起きていて、
転職の前後でそこに対する感じ方や自分の取るスタンスが少し、いやかなり?変わった気がしてます。

昔はどういうミスについても結構自分事=自分が気を付けていれば全て未然に防げたはず、という感覚を持っていた気がします。
それは稟議という形で、会社の動きを基本的には全て事前にor早い段階で把握することができたからだと思います。だから危険なにおいを察知しさえすれば、自分がアクションを起こすことですべて未然に防げたかも、と思ってた気がします。実際事故が起きる前に防いだ事例は数多く、請求方法に関わるイレギュラーも事前に相談の場を設けて調節することが多かったです。(事後もたまにはありましたが、請求ミスという事が現職ほど頻繁に起こることは無かった)

今の会社はそこまで整っていない状況で、
受注稟議は存在せず、契約書の原本PDFすらなく、請求データとして挙がってきたものを信用して売上に上げるしかなく、請求データが間違っていれば即会計データも間違いとなる。

こういう状況で、ミスが起きたとき「さすがに俺のせいじゃないな!」と思うようになりました。
まあ実際気づける要素がほぼ1ミリもないし、そもそも入社前に発生してたミスとかはもう事実関係としても全く自分のせいじゃないんですが。

ただ、会計データを直すとか、そういう尻ぬぐいは自分に回ってきます。
それに対して嫌ということはなく、「俺が解決して事業部に貸しを作ってやる」くらいのテンションを持ち続けられていることも事実。
前職だとかなり萎えてる感じだったんですが、なんかこの辺が変わった気がします。

あとは、「仕組みを変える・整える」方向のアプローチをもう少し強く意識するようになった気もします。
前職でもありましたが、「こいつがヤバいやつだから、とにかくこいつの動きに気をつけろ」みたいな人に注目する・もしくはそいつをとにかく詰める(ちゃんとやれよ的な意味も含め)みたいなアプローチもある程度あったなと勝手な感想としてあります。指名手配方式という名前でCFOから受け継いだ考え方ですが(笑)

現職でも「あ、こいつヤバい」みたいな人はちょくちょくわかってきたので、
そういう人に対するアプローチも今後どこかではあると思います。というかやるつもりです。
自分がエンジニアじゃない限り、完全最適の仕組みを作りきることは理論的に不可能だと思う今日この頃。
例えばfreeeやSlackという一般に売られているシステムを使う以上、そのシステムの仕様上の限界があるので、ミスを防ぐアプローチは完全には成立せず、どこかで、「運用でカバー」(人間が気を付ける)をやらなければならないと思ってます。

ただ、そういった状況を極力避ける、避けるような考え方をするよう事業部メンバーの考え方を叩き直す。みたいなスタンスになってきてる気がします。前よりも。

人の考えを変えるのは無理だとか、難しいとか、まあそれで諦念を抱えたメンバーというのも当然社内にいるんですが、今のところ「君が泣くまで殴るのをやめない!!」みたいなテンションなので、パワハラにならないようにしつこく丁寧に言い続けていこうという気概が自分の中に満ちてるのを感じてます。なんなんだろって最近思うんですが、割とそんな感じです。

やってやろうとか、どうにか解決するんだとか、そういうポジティブな問題解決の気概を自分の内側に感じるようになったのが、転職後からなので、なんなのか本当によくわからないんですけど、その点はポジティブになったし、強くなった気もします。

毎日何かしら事故があるけど、俺のミスじゃないから落ち込むことは無い、淡々と処理すればいい。 だけど原因究明・再発防止は必要だから、そこは絶対事業部の担当者を逃がさずやりきる、地の果てまで追いつめて改善する。

みたいな感じです。それが最近の仕事スタンス。経理担当者として覚悟が決まっているっていう事なのかもしれない。
皆さんはどういうスタンスで仕事してますかね?

ではでは
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感