全国統一高校生テストをオススメする理由 [時事ネタ]
昼にも更新しましたが、今日は塾で生徒の子にした話を少しこちらでもしようと思います。
受験生や高校生向けの話になりますが、そうでない方はここでの話をそのまま伝えてあげるという形で意味を持たせられるかと思います。
今、テレビのCMなどで東進ハイスクールが全国統一高校生テストを宣伝していますよね。
無料の模試でレベルはセンター試験レベルです。
センター試験自体は大体高校1,2年生の内容を中心に出しているので、ほぼ「全学年共通」といっても確かに差支えないでしょう。
多分僕が高校3年生の時に始まり、僕は「高校3年生・5教科7科目」部門(最初の年は学年で分けた上に科目数で各部門を細かく分けていました)で確か全国91番あたりをとってipad2(今は壊れてしまいましたw)を貰いました(笑)今もそういうのあるのでしょうか・・・
それはさておき、
僕は高校生及び受験生に「無料だからこの模試受けた方がいいよ」という風に言います。
でもそれは単に「模試を受けるのに料金がかからないから」というコスト的な意味ではありません。そんな理由は小学生でも思いつきますww
説明をする前に、少し長くなりますが、そもそも模試の結果というものの妥当性=信頼度についてお話をしておきましょう。
模試を受けると東進のセンター模試なんかだと1週間、河合や駿台ではもう少しかかると思いますが、模試の結果が返ってきて、得点やら偏差値やら志望校の判定が書いてありますよね。
あれ、100%信用できると思いますか?
こんな質問してる時点で「そうではない」って言わせたいの丸見えなんですが←
特に偏差値(=模試を受けた集団における自分の位置)とかに関して言えば、
一緒に同じ模試を受けた人達 と 本番競い合う人達 は完全には一致しないですよね。
模試を受けても本番寝込んでしまったり、あるいは別の大学を受けたり。
模試を受けなかったけど本番には現れる人だって当然いるはずです。
【さらに言えば、当日だけ偶然調子が悪かった人、良かった人、本番直前にいきなり急成長する人もいるかもしれないし、模試の問題が悪くて正確に受験者の能力を反映できていない可能性もあります。ここでは除外しますが。】
とにかく、模試を一緒に受けたメンバーと本番を一緒に受けるメンバーの食い違いという点だけでも、模試の結果というものは100%信じ切れるものではなく、
その信頼性は「程度」の問題として、「このくらい(例えば60%くらい)は信頼できるけど、これ以上は信じきれない」という感じに捉えるべきものだと思います。
話は元に戻り、じゃあどうして「無料だから受けた方がいい」のか?
それは、
無料なら有料の模試より多くの人・色んな人がこの全国統一高校生テストを受ける可能性があるから です。
言い換えれば、
通常の模試よりも正確に自分の相対的な学力(=全国におけるレベル)が把握できる可能性があるから
ということになります。やっと答えが言えた(笑)
このテストをオススメするのは、「無料で簡単に受けることができるから」ではなく、
たくさんの人が受ければ、それだけテスト結果の信頼度が高く、
「受けることで自分の実力が他の模試より客観的に把握できそうだから」です。
決してお間違えないように。
※余談ですが、このテストに河合が模試を被せて来ているとか何とか、予備校同士の争いがありありと伺えます。まあでも俺は元東進だし、以上の議論を踏まえる限り全国統一高校生テストを推すことに変わりはありませんねwww
受験生のみんなは結果を出しに行きたい時期ですよね、頑張れー
高1,2年生は遠慮なく3年生を乗り越えに行きましょう。鼻を明かしてやるチャンスです(笑)
ではでは~
2014-09-30 02:46
nice!(1)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0